緑あざやか夏の畑

春の畑の様子をご案内したまま、お久しぶりのブログの更新です。その後、畑はどうなったのかなとご心配をして下さった方々、ご安心ください。今年の梶山の畑は緑あざやかに盛り上がっています!今日はそんな夏の畑の様子をご報告いたします。

梶山モンテッソーリスクールの畑は、北のお庭と呼ばれます。北と言っても、園舎の北側にあるだけで、ご覧のように太陽がサンサンと降り注ぎ、フカフカの絨毯のようにクローバーが生い茂ります。その先の一角が畑です。

自粛期間中に種を植え、子どもたちが登園できるようになった頃、苗を植え、夏の野菜がたくさん育つように準備して参りました。

子ども達と一緒に育てる畑です。安心して土いじりできるように、そして、豊かに育つように、農薬や化学肥料は使わずに「コンパニオンプランツ」を用いていきます。畑に詳しい先生がプランを立て準備してくださり、そしてよく手入れをして下さってます。マンション暮らしだったり、戸建てでもコンクリートに囲まれた生活が「普通」である今、土を触り、種を植え、水をあげて野菜が育っていく過程を子ども達と一緒に経験できる事に感謝の気持ちでいっぱいです。

子どもたちは、お外遊びの時間に「畑に行きたい!」と、北のお庭へも行き、水をあげたり、その周りで遊んだりしながら、虫を探したりしながら、野菜の成長を観察していきます。観察と言ってもじっと見るというより、感じていくのです。

すると、赤くなったトマトや大きくなったナス、上を向いてツンツン育つオクラなどをちょうどのタイミングで「先生!美味しそうだよ!」と収穫してくれる子も。

この大根もう取っていいかな?シソの葉を触って、いい匂い!昨日よりきゅうりが大きくなったよ!葉をめくると、かぼちゃがあった!実った野菜を見て、これ食べたことある!などたくさんの発見と言葉が溢れます。

例年夏には、黄組さんと青組さんでお泊り保育を行っていましたが、今年はお泊り無しで「夏のお楽しみ会」を行いました。その時に野菜の収穫をしました。7月の後半に行いましたが、あいにくの長い梅雨でレインコートが登場しましたが、みな張り切っての収穫です。

籠いっぱいに収穫した野菜は、皆で分けてお持ち帰りしました。

今年は短い夏休みとなりましたが、そのおかげと言いましょうか、畑に関しては夏休みが明けても収穫ができ、長く楽しむことが出来ました。

じゃがいも掘りの様子はまた次回にご報告いたしますね。